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『郷愁の丘ロマントピア』DVD
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北海道三部作、第三部。 北海道空知地方、夕張。 1980年代初頭。かつて良質な製鉄用コークスを産出し、高度経済成長を支えたこの地方の鉱山も、エネルギー政策の転換や、安い海外炭の普及により閉山に追いやられていた。 「石炭から石油へ」「炭鉱から観光へ」 国策で推し進められてきたはずの産業は、急激な転換を迫られ、混迷し、国からも企業からも見放され衰退していく。 それから約20年後、2000年代、財政破綻後の夕張。 再建の道は絶望的とされ、この町から出ていく者はあとを絶たない。 2014年、かつて2万人近くが暮らした町たちが、ついにダムの底に沈んだ。 いま、町を弔う。 https://whey-theater.tumblr.com/romantopia 【収録】2018年1月21日 こまばアゴラ劇場
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『小竹物語』DVD
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「恐怖」をエンターテイメントにする怪談師たち。 「恐怖」を快感とするオーディエンス。 今日は怪談イベントのネット中継の日。 https://whey-theater.tumblr.com/kotakestory 【収録】2017年9月3日 アトリエ春風舎
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『麦とクシャミ』DVD
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ホエイ第4弾作品。 北海道3部作の2部作目。 1943年の暮れ、洞爺湖のそばのサケやマスが孵化することからフカバと名付けられた村の、のどかな麦畑が突如隆起してきた。日々20センチずつ、地面はみるみる盛り上がってくる。やがて川は氾濫し、ある家では坂の下にあった隣家が目前にまでせり上がってきた。 その村には鉱山から採れた鉄鉱石を室蘭の製鉄所に運ぶための鉄道が走っていた。資源を国内調達しなければならなくなった国にとってその鉄道は生命線であった。軍は鉄道の死守を命じ、軍人、村人、囚人など総出で盛り上がった鉄道の掘り下げ工事を行った。 地面はやがて噴火をはじめ、いくつもの火口を作ると、巨大な溶岩ドームを形成。出来上がった火山はのどかな田園と集落を消滅させた。戦時下の日本において、この不気味な火山の出現のことは国民が動揺し戦意が低下するという理由で世間には情報を伏せられていた。 《噴火ハ昨昼頃ヨリ勢ヒ弱リ 人畜ニ死傷ナシ 安心セヨ 憶測的流言ヲ慎ムベシ》 【収録】2016年8月10日 こまばアゴラ劇場
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『雲の脂』DVD
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日本海に面した丘の上にある砂原稲荷。 海辺に立っていた鳥居は、波の侵食によって丘が削られ倒れてしまった。 二月某日。節分祭と初午を控え、社務所は朝からあわただしい。 プロデュース:河村竜也(青年団) 作・演出:山田百次(劇団野の上) 出演:山村崇子、大塚洋、大竹直、村井まどか、河村竜也、菊池佳南、ブライアリー・ロング(以上青年団)、斉藤祐一(文学座)、赤刎千久子 スタッフ:照明・井坂浩 制作:赤刎千久子 2015年2月7日〜16日 アトリエ春風舎 11st http://whey-theater.tumblr.com/kumonoabura
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『スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア』DVD
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河の上中学校は複式学級。 生徒が少なく、全学年が一つのクラス。 少人数ならではの、ほのぼのスクールライフ。 担任の先生は新採用。いつも優しく、時には熱血指導。 そんな中、学校間交流から帰ってきたアイツ。 覚えてきたばかりの楽しい遊びを、学校のみんなに教えてあげる。 プロデュース:河村竜也(青年団) 作・演出:山田百次(劇団野の上) 出演:鈴木智香子 大竹直 安倍健太郎 河村竜也 木引優子(以上、青年団) 斉藤祐一(客演・文学座) 赤刎千久子(客演) 山田百次(劇団野の上) スタッフ:照明・井坂浩 制作:赤刎千久子 2014年3月11日〜17日 アトリエ春風舎 9st http://whey-theater.tumblr.com/smacommu
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『珈琲法要』DVD
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ホエイ第1弾作品。 北海道3部作の1作目。 文化4年、1807年。 度重なるロシアの侵略により、幕府は蝦夷地北方警備のため計三千名の出兵を東北諸藩に命じた。体験した事のない蝦夷の寒さ、いつ来襲するかも分からぬロシア軍に兵士たちは怯えていた。 なかでも宗谷岬や斜里地方に配属された津軽藩兵の環境は劣悪だった。 寒さと栄養失調のため、手足が白く浮腫み大きく膨れ上がる病に罹り、兵士は次々に亡くなっていった。 それを受け、幕府は南蛮渡来の飲み物「珈琲」を津軽藩兵のもとに配給した。人々はその万病に効くといわれる飲み物を、病が治ると信じて飲むのだった。 命からがら津軽へ戻った諸手足軽、斉藤文吉。 蝦夷の惨状を藩に伝えた彼を待ちうけていたものは。 【収録】2016年1月4日 こまばアゴラ劇場
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